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● 近況です

横浜イベントから戻り、直ぐに7月の名古屋イベントの準備に入っております。

がーっと、製作作業を進めた後、鞄が仕上がると一時的にほうけて、即復活!という繰り返しの毎日を送っております。


そんな中、ここ何年もの間の懸念事項だった事にようやくゴールが訪れまして、嬉しさとホッとした脱力感とで、頭と身体が全く追い付いて来ないという状態の中に居ます。

なんのこっちゃ?とお思いでしょうが、遂に、「終の住処」を見る事が出来たのです。


まだまだ、何も決まって居らず、つい先日、物件を拝見させて頂いたばかりという段階なのですが。お家、場所、環境、どれを取っても、素晴らしく、ひと目で、「ここだー!」と思いました。

ひとりで住むには贅沢過ぎるお家では有るのですが、こんな環境で鞄が作れたら本当に最高ですし、夢だったお店のスペースを作る事も出来るし、新しい場所なのですが、近くに沢山、素敵な方々が居て下さるので、ひとりでも全く寂しく無い!無敵な場所なのです。


これまでのご縁が有ったお陰で、そのお家の持ち主さまと繫げて頂く事が出来ました。繋げて下さった方々、持ち主さまに、本当に何とお礼を言って良いか分かりません。

本来ならば、大家族でわいわいと住んだり、カフェなどに改装しても良いかたちの、大きくて、とても立派なお家です。

これまでの長い時間、大事に住んで来られた事が分かる、本当に素敵なお家なのです。

ですが、今回、私という人間に譲って下さる気持ちになって頂けました。

本当に有り難く、本当に恐縮です。そして、本当にありがとうございます。


ここ何日か、嬉しすぎて、作業中、突発的に「ぎゃー!」と叫んでみたり、ボーッと新しい工房の姿を夢想したり。朝起き抜けに「あれは夢だったのでは?」などと、勝手落ち込んでみたり、冷静さに欠けまくっております。ですが、どうもこれは「現実だぞ」と確認出来て、ホッとするという、意味不明なループに陥っておりますが、何せ、どうにも嬉しいのです。


農家のお家なので、きっと大勢の色んな方が出入りされていたお家だったのだと思います。

私自身は、友人は少ない方ですし、元来、人見知りする人間なので、正直、大勢の方が来られて、わいわいという感じの場所にはならないかとも思います。

ですが、ゆっくり鞄を見て頂いて、「良かったね」「また来たいねえ」とじんわり思って貰える場所になればええなぁと思っています。


まだ何も決まってはおりませんが、あっという間に時間は経ってしまうので、作業をしつつも、色々と決めて行かねばなりません。

基本、鞄を作っている以外は、ポンコツ状態な人間なので、持ち主さまや、色んな方々に相談しつつ、進んでいきたいと思っています。


年内の仕事は現工房でやり終えて、引っ越しは来年の年明けとなる予定です。

持ち主さまから無事に引き継げる様に、ばったり倒れたりしない様、頑張りつつも、息抜きしつつ、進んで行きたいと思う6月末でした。

現時点での、この混乱と嬉しさを記します。

後で読んで、「この人アホやなあ」と自分を笑う事でしょう。



ここからは余談です。

地元にて、事業者向けの「職域接種」の予約が始まりました。

実家に戻った際、母からそのチラシを渡されたので、駄目もとな気持ちで、接種場所の商工会議所に電話をしてみました。

しかし既に予約分は、埋まってしまったとの事。

7月に入ってから、追加分が来ると、国からの連絡も有ったそうですが、各所大規模接種センター自体での予約も一旦中止しているとの事で、申し訳ありませんと告げられました。


このままだとオリンピックが始まりそうだし、そちらに供給される事になるんなら、私世代の健康体な人間にワクチン接種が回って来るのは、秋か冬だろうなぁと思いました。

高齢になってきた両親が、1回目の接種を終える事が出来ているのが、まだ多少の救いでは有りますが、どうなっていくんでしょうか?オリンピック後の日本。

この点に於いては、不安しか有りません。

皆さまも、どうぞくれぐれも気をつけてお過ごし下さい。




「底知れないトート」の準備風景。今回は本藍染め刺子生地とヌメゴート革のコンビです。

この段階でオイルをみっちり入れてるので、ワイルド感が出ております。