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執筆者の写真atelier-yazd

●今、思うことを書いておきます

今回は、近況と共に、現政権への批判(意見)に関する内容を含みますので、ご興味の無い方は、読まずにスルーしてください。



相変わらず、毎日、工房こもって作業をしております。

ここ何年も、用事が無い限りは、工房内で、型紙を切ったり、素材を並べて、あーでも無い、こーでも無いと作業をするのが、日課として過ごして来ました。

好きが高じて、今の職になっている人間なので、食事さえなんとか出来れば、一年ここにこもれと言われても、苦ではないのです。

作業出来る環境さえ有れば、冬眠した様にこもっていられるのです。



ただ、ここ何日かは、頭と心のモヤモヤが止まりません。

作業をしていても、どうにも手が進まないのです。

このコロナによって、ここから先のイベント中止が見込まれる中、収入が止まる経済的な不安、うっかりとイベントに出たとして、無自覚にウイルスを持ち帰り、実家の持病持ちの両親にうつしてしまうかもしれないと思う不安感、色々です。



これまでも、独立してからは、窮地に立たされる事は、何度か有りました。材料費にお金を回して、何ヶ月も、キャベツのみで凌いだ事も有ります。資金繰りが立ち行かず、右往左往した事もあります。

敢えて書きませんが、これまでに、色んな泥水を飲んで来ているので、打たれ強さと、貧乏暮らしに打ち勝つ雑草根性は培ってきておりまして、少々の事でへこたれる人間では有りません。

ですので、色々と不安感が有る中ですが、ここ何週間かは、平常心を保てと自分に言い聞かせつつ、なるようにしかならんと開き直って過ごして来ました。



それでも、このコロナウイルスが発生してから、これからの自分の身の置き様を、作業をしつつあれやこれやと考えていました。

イベントに出て回る事は得策ではないけれど、自転車操業でやっている個人事業主としては、補償が出ない限りは、出ざるおえない。

それは、緊急事態宣言が出ても、仕事に出ねばならない方々、お店を開けていなければならない方々と同じです。

外に出るなと言うならば、それに見合う補償が無いと、生活は出来ないのです。

諸外国の手厚い補償の支給を見て、本当に羨ましいと思います。



なのに、「なぜ外に出るか」など、悪気も無く呟く人が居たり、補償をしない政権に対して異議を唱える人たちに、「今は無闇な事で争うな」とか、「自分のことをしろ」とか、唱える有名人たちが居ます。

この人たちは、何もせず、家にこもっていても、何ら変わらず生活が送れる余裕の有る人たちなのだろうなあと思います。

ひと月でも、収入が無い期間が有っても、直ぐに立ち行かなくなる人たちがいる事を想像する事も出来ないのでしょう。

ですが、そんな人たちを非難したところで、何も変わりません。



では、何が悪いのか。

何がこんなに自分をモヤモヤさせるのか。

全てのコロナ対策が後手後手に回り、未だに補償を出し渋り、常に上から目線で国民を見ている現政権です。

これまでにも、現政権への不満感が多々有り、どうしても変わって欲しくて、選挙に通って来ました。何度も何度も、繰り返し、意思表示をして来ましたが、何も変わらない。

それが本当に悔しくて、歯軋りしてきた私です。



それでも、こんな緊急事態なら、この国家は、少しは変わるのでは無いか?と思っていたところへ、この現状です。

下らない布マスク(作っている業者の方には申し訳ありませんが)2枚を支給してもらう為に、真面目に納税してきたんじゃ有りません。

国のトップの下らない休日の様子を見たくて、生きてる訳では有りません。

犬好きの、中でもダックス犬の事が死ぬほど好きな私が、生きてて初めて、ダックス犬の画像を嫌な気持ちで眺めました。

こんな政権に自分たちの生活を牛耳られているのかと思うだけで、死ぬほどの憤りを感じた日曜日でした。

安倍さん、麻生さん、菅さん、その他の大臣方、そして、そこに傅いている官僚たち、私は、あんたたちの為に納税してる訳では無い。

自分が生きる為に私は納税してきたんです。

本当に許せないと思った1日でした。



そういった現政権の対応に非難の声を上げる人たちに対して、「今はそういう闘いは無意味だ」とか、「今は国民が一致団結して、コロナと戦うべき」とか、聞こえの良い事を言う人たち、耳障りの良い言葉を並べる人たちが居ますが、これは、非難では無く、批判と意見です。政権に批判の声を上げる事は、国民に与えられている権利です。

国民として、今、批判と意見を上げ無かったら、何にも変わらないのです。

政権の存在する意味は、国民が生きていく事、そして、その国民の生活を守る事です。

国民から税金を吸い上げるだけ吸い取って、諸外国で大金をばら撒き、武器や兵器を購入する事、仲良しの友人への融資には、全く躊躇しないくせに、いざ、国家的な有事となった時、国民に対して、お金を出し渋り、色んな機関への補助を出し渋るのが、現政権なのです。しかも、このどさくさに紛れて、改憲案まで進めようとしている火事場泥棒的な行動。今、現政権に対して、批判と意見をしなくて、いつするのか。

何もせず、黙っていたら、「また上手いこと国民を騙せたわ」と調子に乗るのが、現政権なのです。



面倒な事は見たく無いし、知らん振りをしたいと思うのが人間だと思います。

私自身、若い頃は、政治の事なんて、面倒だし、私ひとりの意見なんて、何の意味も無いと思って選挙すら行きませんでした。

ですが、ここ何年かの国の在り方と政治家たちの暴挙を見てきた時に、この政権のしてる事を知らないでいる事、その事に目をつぶって、見て見ぬふりをする事自体が、この無能な政治家たちをのさばらせる要因だと気付き、自分なりに本当の事に気付ける様、目と耳を傾けて来ました。

そして、このコロナウィルスによって、現政権の酷さが露呈した今、本当に許せない、それを見過ごす人間になりたく無いと強く思ったのです。

こうして、書かないとやり切れないのと、今の憤りと自分の決心を忘れない為にも、自分のブログに書き残しておこうと思いました。



かと言って、今、ひとりでデモが出来る訳では無いですし、大声で叫ぶような人間でも無いので、ネット上での各署名運動に参加する位しか出来ていません。

私は、かなりひねくれていますし、疑い深い性格の悪さもあって、耳障りの良い事やもっともらしい事を言う人、声高にものを言う人の事が大嫌いなので、信じません。

ですが、ここはまだ民主主義の国です。小さな意見が反映されると信じたいです。

正直、いつ死んでも良いと思っている人間ですが、この政権が倒れるところを見るまでは、死ねないと思っています。

ある意味、そういう気力を与えてくれてありがとうよ、という気持ちです。


長々と書きましたが、今の正直な気持ちです。

読んで、気分を害した方、申し訳有りません。



来月から予定しているイベントですが、北海道も再び良くない状況に陥っているとの事も有り、中止の可能性が出てまいりました。

その後に続くイベントも、中止となる可能性が高くなっております。

出掛けて行きたい気持ちも有りますが、自分が動く事で人にうつしてしまう可能性が発生する事は否めず、自分自身、非常に迷っています。

とりあえずは、主催者さま側からの連絡待ちのところも有りますが、ある程度の期間中に自分で決めねばならないと思っています。

また改めて、お伝えしてまいりますので、どうぞ、宜しくお願い致します。

そして、どの地域の皆さまも、くれぐれもお身体にはお気をつけ下さい。そして、少しでも心穏やかに毎日が過ごせますように、お祈りいたします。




今しばらくは、保険金の積み立て金をちょっとづつ取り崩しながら、こもって、製作に励もうと腹を括りました。

ネットショップをスタートした方が良いのかもなと思いつつも、あれもこれもと手を付けると失敗する不器用人間なので、耐えれるところまでは、耐えてやろうと思っています。

今は、次のイベントで新作たちを披露出来る日を楽しみに頑張ります。



どうでも良い話ですが、最近、節約料理作りが面白くなって来ています。基本的に料理の腕は上手くありません。ですが、気分転換には、うってつけの作業なので、作る事は工作みたいな感覚で楽しむ事にしています。

今は食費を極力抑えたいので、食材をいかに上手く調達して、時短で美味しく作る方法を考えてまして、これをゲーム感覚で楽しんでいます。

そして、爆音で音楽をかけながら、作業をしつつ、一緒に唄ってストレス解消しております。ダニー・ハサウェイの歌声が今、とても沁みます。メロディも本当に良い。

英語は出来ないので、むにゃむにゃ〜と適当に唄ってますが、誰かが翻訳して下さった歌詞を読んで、更にええなぁと思い、また、むにゃむにゃと合わせて唄っています。

これを機会に英会話に挑戦すべきかもとも思います。

毎年一度は思う、英語への思いです。なかなか、先に進みませんが。

モヤモヤが全て解消する訳では有りませんが、打ち込める作業が有る事は有り難く、やっぱり、鞄作り、ものつくりに救われる日々です。

長々と失礼しました。




★お客様オーダーでお作りした「ふくろうリュック」のタッセル刺繍バージョンです。出来上がると本当に賑やかで、こちらも楽しい気分になりました。







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