⚫︎ 4月に入りましたね
早いものでもう4月です。
毎月、毎月、時間が経つのが早すぎて、本当にびっくりしています。
3月の振り返りを致しますと、畑の畝を作った以降から、バタバタでございました。
もう本当にありがたい事に、お客さまが、毎週、こちらにお越し下さる様な状態で、まだ整えて切っていない家や庭を掃除する日々でした。
昨年の秋の大阪apinaさんでの個展の際に、出逢ってくださった大阪のお客さまは、2週に渡りお越し下さって、その度に、新しい出逢いも下さって、本当になんとお礼を申し上げて良いのやらと言う感じです。
うちの原木椎茸を満足にお持ち帰り頂け無かったのは、誠に悔いが残るところであります。
今、ようやく元気になって来た椎茸です。Iさま、ごめんなさい!
そして、いつも本当に楽しい時間をありがとうございます。
その合間の平日にも、地元のお客さまへの商品のお引き渡しをさせて頂いて、ついでに、ルームツアーをさせて頂いて、賑やかにして下さったり。
大学時代の友人が、泊まりに来てくれたりと、公私ともに家がとっても賑やかでした。
久々というか、ここに越して来てから、初めてちゃんとしたお惣菜を作った気がします。
美味しかったかどうか、定かでは有りませんが、YouTubeの奥薗壽子さんのレシピに救われました。
そして、更に究極だった事なのですが。
いつも横浜と東京のイベントに、必ずお越し下さる「小田原のお母さん(勝手にお呼びしてます)」こと、小田原のAさまが、奈良へのひとり旅に出たタイミングで、こちらにお越し下さったのです。
ご連絡を頂く前日の夜、「今年は小田原のA様にお会い出来ないなあ」と呟いていたのです。すると、次の日の朝、携帯電話の着信音で目覚めまして。
電話の主は、そのAさまでした。
青春18切符で奈良まで旅した後で、伊賀に向かいますとのご連絡。
「ほんまですか!」しか、言えませんでしたが、いやもう本当に嬉しくて、ありがたくてですね。
当日の伊賀は、生憎の荒れ模様のお天気で、ちゃんとしたおもてなしも出来ず終いで、夕方に名古屋まで走るJRの駅までお見送りさせて頂きました。
穏やかなAさんのお顔を直接見ることが出来て、本当に心が穏やかになり、ちゃんと今の事情もご説明する事が出来て、気持ちが整った感じがします。
本当にありがとうございます。
その様な形で、お客さまがお越し下さる事が多かった3月でした。
皆さまに心から感謝致します。
お越し下さいました皆さま、本当にありがとうございました!
3月は、伊賀在住地の陶芸家の高木巳樹恵さんの京都髙島屋さんでの個展に伺って来ました。
彼女の作る陶器は、鉄分の多い土を使っているので、焼かれたその表情が、金属の様になっていて、造形と共に、とてもとても格好良いのです。
どうかしてる(褒め言葉です)陶芸家さんのおひとりです。
今回も更に重厚感が増して、無茶苦茶格好良くて、素晴らしかったです。
ありがとう、高木さん。そして、今度こそ、家呑み致しましょう。
そんな合間に、ご希望下さっていたフォーマルバッグの型引きとサンプル製作にかかっておりました。約一年お待たせしている鞄です。
如何せん、世の中的に定番と呼ばれる形の鞄が少ないヤズドンですので、「ノーマルとはなんぞや?」という、課題が突きつけられた感じがしまして、苦戦しつつも大変勉強になりました。
これが正解なのかどうかは分かりませんが、自分が持ちたいと思う鞄の本型は出来ましたので、ようやくお客さまにサンプル商品をお出ししております。
ご希望に沿えていない所もあるでしょうし、改善箇所も出るかと思います。
この後で、もうひと山ふた山登らんとアカンかもしれません。
ですが、本当に無茶苦茶良い勉強時間を過ごせました。
ありがとうございます。
京都に伺ったタイミングで、ようやく革の仕入れをしに、大阪に出る事も出来ました。
定番で仕入れているもの、初めて仕入れたもの、諸々ございまして。
良き素材が手に入りましたので、もの凄くテンションが上がりました。
懐具合は寂しくなりましたが、気持ちはホコホコで帰宅した久々の外出日。
早く鞄にしたいです。
長々と失礼しました。
日記を書かないもので、こちらが、唯一の記録になるので、思わず書いてしまいました。
4月はまた修理とオーダー製作の日々を過ごします。
合間、合間で、ご来客の予定も入っております。山の掃除当番もございます。
ですが、ほぼほぼ工房に詰めていますので、宜しければ遊びにお越し下さい。
今から伊賀は、とても良い季節に入ります。
勿論、虫も出て来ますが、爽やかで、ええ季節を感じて頂けます。
何かのついでにでもどうぞです。
修理で里帰りして来た鹿革の「ジョバンニの鞄」。丸6年間使って下さっています。
お仕事柄、沢山の荷物をお入れになるので、かなりダメージも出ておりますが、ご愛用頂いているのを知っていますので、ここまで使い込んで頂くと、むっちゃ嬉しいドMです。
使い込んで下さっているので、内装もボロボロです。
全解体完了です。革表面は擦れにより剥げた箇所も出ています。
ここから革のクリーニング、染色、オイル入れ、裏面ふのり加工での形状戻しをした後、内装を全て取り替えるメンテナンス修理作業に入っていきます。
地道過ぎる作業が続きますが、生き返った姿を想像しながら、えんやこら進めます。
この表面を見ると「もう寿命なのでは?」と思うかもしれませんが、この鹿革という子は、ポテンシャルがとても高いんです。表面は擦れてボロっておりますが、その下の組織が生きているという事が、手触りで分かります。表面の毛羽立ちをこそいであげてから徐々に染料を入れ、呼吸が出来るくらいで薄く色止めを施し、その後でオイルをみっちり入れて行ってあげると、これが復活するんです。
このどうしようも無いくらいに地道な作業が凄く面白くて、大好きです。
やっぱり、良い革は良いですね。それに尽きます。
全く鞄に関係無いお話ですが、人生で初めてマンホールの蓋を購入しました。
Amazonって便利ですね。
うちの下水システムは、浄化槽というもので、家庭の敷地内に小さな個別の下水処理施設が埋め込まれていると思って下さい。
そのマンホールの蓋が、経年劣化により、移住時から歪みが出ていたのですが、この数日で急激に劣化が進行して、「上に乗ると落ちる可能性が有ります」と、清掃の方に警告されまして。世の中で一番怖い落とし穴。
サイズを確認してAmazonでポチりました。めちゃくちゃ、ピッタリ!
とある理由で、浄化槽内を自力で死ぬほど綺麗に掃除をしましたので、うちの下水設備、今、めっちゃ綺麗です。心身共にスッキリ。
浄化槽の内部システムをばっくりですが、把握出来ましたので、上手く付き合って行けそうです。
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