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⚫︎ 来年の活動について

今回は、来年からの活動について書かせて頂きます。

これまで、7年間に渡り、百貨店やクラフトフェアなどでの全国での出張&出展活動を行ってまいりましたが、来年から一旦お休み致します。


理由は複数有りまして、一番には、体力の低下、慢性疲労と更年期症状、婦人科系の持病の症状が同時に来ておりまして、思うように製作ペースが進まない事、出張時の疲労がどうにも取れない事が大きいです。


加えて、ウクライナ侵攻が始まってから、輸送形態の変化なのか?自分が使いたいと思っている海外から入ってくる素材が思うように、手に入らなくなって来たという事も要因のひとつです。円安による全ての素材の価格高騰もプラスされています。

そして、ここ何年か、忙しさを理由に新型を出せていない事も、自分の中ではかなりのストレスで。そこに加えて、この10月からスタートしているインボイス制度への納得出来ない気持ちも要因のひとつです。


振り返ると、大学を卒業した後、約7年間の会社員時代を経て、20代後半から入った鞄作りの道も、かれこれ約20数年のキャリアとなるのですが。目まぐるしく時間は経っておりました。

最初に入った東大阪の紳士鞄の工場(勤務約3年)と、後に修業先となる南船場の工房(勤務約5年)は、朝も早く、休みは日曜のみで、手取りが少ない為に一人暮らしも出来ずに実家から約2時間掛けて通っておりました。

工房にいたっては、毎日終電という事もしょっちゅうで、その当時、同時進行で、オリジナルの鞄製作も隙間時間で初めておりましたが、それでも若かったので、気力ともに十分やれておりました。

その工房を卒業し、実家にて月100本の鞄の量産仕事をこなす様になると、睡眠時間も平均3、4時間程度で過ごしました。スタートして早々に持病が悪化して、夜中に救急車で搬送されるという事もあったんですが、それでも納期を抱えていたので、次の日から、ミシンを踏んでる様な有り様で。根っこの身体が丈夫だったので、そのまま3年間、継続出来ていました。この時期は祖母の介護もやっていましたので、てんやわんやだった気がします。

その後、別の場所に工房を持つようになり、実家に帰る体力が無い時には、裁断机の上で寝るという事もしばしばで、時に机から転がり落ちているなんて時も有りました。

さらに時間が進んで、コロナ禍に入った際には、持病のある高齢の両親が居る実家で寝泊まりする事が憚かられていましたので、なるべく出入りを少なくして、週に何度かシャワー室だけ借りて、さっさと出て行くという日々で。工房内にキャンプ用の簡易ベッドに寝袋を置いての生活を3年ほど続けていました。それでも致命的なダメージは無くやって来れておりました。

丈夫に産んでくれた母には、本当に感謝しております。


約2年前、今の家に移る事が出来てから、何年ぶりかで、毎日湯船に浸かり、毎日、フカフカしたお布団で眠れる生活を送れる様になった次第なのですが。

それが良かったのか、悪かったのか?これまでの不摂生生活のツケが一気に来たようです。

加えて、今年の夏、とある出来事により、これまで張り詰めていた気力の糸がプツンと切れまして、気が付けば、どうにも無理が効かない身体になっておりました。


このまま出展活動を続けて行けば、間違いなく、製作のモチベーションは下がるし、クオリティが下がる懸念が有ります。それは何よりも一番避けたい事です。

そして、完全に倒れてしまった時、復活するまでに時間が掛かるだろうし、何せ独り身なので、助けて貰う人に迷惑が掛かることは必至です。

それは出来るだけ避けたい事ですし、得策では無いと判断しました。

鞄バカを続けていくには、ひとまず休憩を入れつつ製作するのがベストという結論に至りました。


これまで、直接販売にこだわって来たので、ものすごく躊躇も有りましたが、ここは潔く一旦、リセットして、50歳からの仕事のやり方の見直しを考えております。

先ずは、生活ペースを見直して、体調を整えようと思っています。

工房にお越し下さるお客さまも徐々に増えて来ていますので、少しでも快適に見て頂けるよう、荒れ果てた庭と家の手入れも徐々にしたいと思います。

ここしばらく出来ていなかった新型を切る時間を作り、もっと突き詰めた鞄を時間を掛けて作ってみたいとも思っています。

同時に、店頭では販売してこなかった、かつて作っていた「洗える鞄」シリーズのラインナップを増やして、遅まきながらHPにて、ネットショップを立ち上げての販売も考えております。

手に入り難くなった素材が入手出来た際には、大事に使って、次に出展が出来る時を目指して新型の鞄にして行きたいと思っています。

やりたい事はいっぱい有り過ぎるくらい有るのですが、焦らずに、徐々形にして行ければと思っています。

50歳になって初めて出来た趣味、畑の土作り&野菜作りも、息抜きとして、やっていく予定です。


これまで色んな場所での出展で応援して下さったお客さまには本当に感謝しか有りません。

最善の作りの商品をリリースする事が私の目標では有りますが、私が作るものが、ニッチな商品で有る事は重々承知していますので、正直な所、こんな風にお客さまがついて下さるとは思っていなかったので、本当に有り難さしかありません。

皆さま、本当にありがとうございます。

なので、イベントにて、お客さま方にしばらくお会い出来なくなる事は非常に辛く心苦しいです。

特に遠方のお客さまについては、気軽に「工房にお越し下さい」とも言えません。

ですが、新型を上げた時には、今までよりはこまめに、HPのブログやインスタ等でアップしていくつもりですので、商品について少しでも気になる時には遠慮なくご連絡頂ければと思います。なんらかの形で、ご提案したいと思っております。

勿論、工房は常にオープンしておりますので、こちらにて、素材自体を見ながらのオーダーもお受けしておりますし、既存商品の販売もしております。

ご遠方の方や、電車での移動の方におかれましては、最寄り駅(JR新堂駅)までの送迎もしていますので、宜しければ遠慮無くお立ち寄り下さい。

そして、話のネタに、庭のトンネルを見て行って下さい。鯉もついでにどうぞです。


長くなってしまい、申し訳ありません。

ここまで読んで下さいました皆さま、本当にありがとうございました。

上記の様な理由で少しエンジンを切り替えて進んで行きますが、思い立った時には、イベント出展もさせて頂く予定です。

その時には、またお伝えしてまいりますので、どうぞ宜しくお願い致します。


雑草みたいな人間なので、しぶとく生きて行きますので、気長に見守って頂ければ幸いです。

なんでしたら、お怒りのメッセージなども遠慮無くお伝え下さい。

ドMなので、それもガソリンになります。

これまでにご購入下さっている鞄や小物たちのメンテナンスも、随時お受けしておりますので、HP の「contact」やメール等でお伝え下さい。


急に冷え込みが来ております。

皆さま、風邪やインフルエンザ、コロナ、体調不良にどうぞお気をつけ下さい。

これからの季節、どうぞ暖かくしてお過ごし下さい。


パレスチナの事を思うと、自分の置かれている状況なんて、恵まれ過ぎていると思います。

今は只ひたすらに停戦を願います。

しぶとく鞄作りを続けて行きながら、少しでもガザの支援が出来ればと思っています。




頂きものの野菜や果物。ありがたや。

今年の冬は、ひと畝だけの畑です。粘土質の土が随分と和らいできました。

間引きが遅れてるし、やや荒れていますが、小松菜、小蕪、水菜、ネギ、菜花が出来ています。毎日菜っ葉が食べられるのはありがたいです。

冬前の夕方の庭の山。

鳥がギャーピー鳴いて、謎の動物の鳴く声が聞こえております。狸か?狐か?

今週は仕事に集中して、来週から徐々に草刈りを始めます。
















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