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●イベント延期のお知らせです

執筆者の写真: atelier-yazdatelier-yazd

今月末に参加予定となっていましたイベント、「アリィの冬と夏」が延期となりました。


1/30(土)・1/31(日)に静岡県浜松市の浜松卸商センターアルラ全館とその周辺ビル内で開催予定だった「アリィの冬と夏」。

初めて参加させて頂くイベントだったのと、浜松は新幹線から眺めた事しか無かった場所でしたので、とても楽しみにしていたイベントです。

それが、コロナの影響により、4/3(土)・4/4(日)に延期となりました。

★開催時間はまだ未定です


寒い中をオンボロ車をぼちぼちと走らせて、浜松まで伺おうと思っていたのですが。

実のところ、冬は身体が固くなっているのと、昔ひき逃げされた際の古傷の膝がやられて、身体がかなりポンコツな為、什器や、デカいパッキンを車に詰め込んで、それを移動させて設置する時に怪我しそう…という、懸念が少し有りましたので、春ならばちょっと暖かいから安心かもしれん!と、正直、ホッとしております。

開催まで時間が出来たので、作れるモノも増やせるので、気分を改めて準備を始めようと思っています。


4月の状況がどうなっているのか、まだ全く見えませんし、「どうぞお越し下さい」と、強くは言えないご時世です。

ですが、何かしらの希望を持ちつつ、新しい出逢いがある事を楽しみにしつつ、伺いたいと思います。


★「アリィの冬と夏」のHP → https://doubleprojet.com



「アリィの冬と夏」のリーフレット。絵がとても素敵なんです。



ここからは余談です。

今では笑い話として語っている話なんですが、

20年前にひき逃げをされた話です。

今、右膝がポンコツになってる理由です。


鞄生産業界に入る前、大学を出て直ぐの7年間は、販売の仕事をしておりました。

初任地は三重のお店で1年間、2年目からは東大阪の商業施設のお店の中で働いておりました。

6年目あたりの有る日、残業をした後、終電に間に合うかどうかギリギリで帰宅を急いでいた夜の事です。

働いていたお店は、近鉄電車の布施駅という駅の前に建っており、走れば直ぐに電車に乗れる距離の場所でした。


その日は雨で、布施駅の目前の横断歩道を青信号で傘をさしつつ渡っておりました。

その時、右側から車が走って来るのは目の端で見えてはいたんですが、青信号なので、止まってくれるに違いないという気持ちで渡っていたところ、「あれ?あの車、速度落とさんのかーい!」と思っている内に「ガゴーン」と。

その間、記憶なし。


気がついたら、雨の中、道路に寝転がっていた私。

もの凄く恥ずかしくなって、狼狽しつつも、先ずは起き上がって、「終電に乗らねば!」という意識だけが働きました。

ですが、両足、靴を履いていない。

見れば、えらく遠くに飛んでいる。

鞄も飛んでいるし、傘がひん曲がって転がっている。


「なんじゃこりゃ?」と思いつつ、「靴、靴。鞄、鞄。終電、終電。」

とうわ言の様につぶやきながら、靴を拾いに行こうとしたら、その周辺に居た人達が全力で私を取り押さえて来るのです。

内心ムッとしつつ、手足をバタつかせて抵抗したところ、

「あんたひき逃げされてるから動いたらアカン!」と、そこに居た皆に大声で叫ばれました。 「誰が?」が正直な気持ちでしたが、流血はして無いけれど、身体は確かに痛い。

駅前に大きな人混みが出来ていて、皆が「大丈夫?」を私に連呼してくれている。

パトカーの音と救急車の音が遠くから盛大に聞こえて来て、これは本当らしいと、状況のみですが確信しました。


人生初のひき逃げ。

身体は痛いが、何処を打ってるかもわからない。

困惑している内に、周りの人たちから、無理矢理に救急車に乗せられて、見送られ、終電を逃しました。


真夜中に大阪の病院を出て、疲れ果て、三重までタクシーで帰るという道中、警察から連絡が入り、ひき逃げ犯が捕まったとの事。

ひき逃げ犯の直ぐ後ろを走っていた車に乗ったお兄さんが、警察並みに追跡して、車を停止させて、確保してくれたとの事でした。パトカー並の追跡力!

しかも、その方は名前を名乗る事なく、犯人を警察に引き渡して、帰って行ったそうです。男前過ぎるでしょ。


結局のところ、身体中に打ち身の青タンは出来ていたものの、当時の私自身には出血等は無く、右膝に腫れと痛みが有るくらいだったので、短い期間、膝の電気治療を施して後遺症も無く終了しました。

ですが、ここ3年くらいの間に、右膝が痛む、時に曲がらないという症状が出て来ていまして、20年目にして、後遺症かよー!と腹立たしく思っています。

そろそろ本気で膝まわりの筋肉を鍛えるリハビリをせねばいかん様です。


今も、犯人確保をして下さったお兄さんと駅周辺で助けて下さった皆さんには感謝しかありません。大阪の人たちの人情に、本当に涙が出て、有り難いなあと身に染みた出来事でした。


そんなこんなで、今、生きている事自体、ラッキーだと思っているので、何処かで色々と開き直ってしまいます。

ひょっとしたら、あそこで人生の運を使い果たしてるのかも?と思ったりもしていますが、まあ、それはそれで。

このご時世をしぶとく生き延びますかね、と思う今日この頃です。



今朝、アメリカ大統領の就任式をYouTubeで見ました。

この何年かで変わってしまったアメリカを立て直すには、

時間と根気だけではどうにもならない事も有るかと思いますが、

少し希望を持てた朝でした。

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